日本共産党は8月29日付の「しんぶん赤旗」で主要収入源である赤旗読者数が100万を割る危機的事態となったことを告白している。産経新聞の本日付紙面に掲載されたグラフによると、赤旗購読者の伸びが右肩上がりだったのは1980年までで、その後は下 ...
昭和史の最大の教訓が、国民的熱狂を作ってはいけないということにあることは何度も紹介してきた。その熱狂をつくる媒介者となるのがメディアである。昭和においては「新聞」だったが、今では「テレビのワイドショー」や「ネット情報」だ。テレビのワイドシ ...
仕事上さまざまな資料に当たっていると、思わぬところで思わぬ資料に遭遇することがある。最近も1957(昭和32)年ごろの沖縄の新聞を繰っていて、白鳥事件に関する当時の思わぬ報道を目にした。この事件は5年前の1952年に当時の日本共産党が全党 ...
戦後、アメリカとソ連の2大国が覇権を争った時代があった。核兵器において先行したアメリカだったが、ソ連は意外に早く後追い開発を完成する。さらに多くの分野で競争を行った。宇宙もその大きな分野の一つだった。当初は人工衛星などで先行したソ連だった ...
野党各党が安倍政権の打倒を叫ぶものの、具体的にどのように政権交代を行うかは、これまで何も示していない。野党第一党もまだその段階ではないと考えているのかもしれない。だが有権者からすれば、仮に野党に投じて、最終的にそれがどのような形につながる ...
歴史家の半藤一利さんが著書『昭和史』の中で、昭和史の最大の教訓として最後に述べていたことは「国民的熱狂」をつくってはいけないということだった。日清・日露で国民国家としての戦争を経験した日本国民は、勝利に向けて熱狂。その媒体として重要な役割 ...