2019年9月の月別アーカイブ
徒然なるままに

空手雑感 30

沖縄で空手の取材を続けていて印象深い出会いも生まれた。ある空手家から言われた一言はいまも忘れられない。「音をたてて歩くな」。武人たるもの、足音をたてる人間は素人に等しいとみなされるという。例えば板張りの上を歩く場合、人間の歩行はかかとから ...

共産党と社会党

もともとこの2つの党は似たような理想(共産主義・社会主義)や国家像を持ちながら、異なる点もあった。最大の違いは、共産党は「組織的なテロリズム」に手を染めた過去があるのに対し、社会党にはそれがないことである。また戦後の日本国憲法の制定過程に ...

空手雑感 29

世界に1億人以上の愛好者をもつと喧伝されるKarate。 歴史の古い順に分けると大きく3つのカテゴリーに分けられると思う。(1)沖縄空手(2)日本空手(3)フルコン空手である。(2)はいわゆる松濤館、糸東流、和道流、剛柔流の4大流派を中心 ...

ほんとうの売国奴

政治的意見の異なりを理由に同じ日本人を安易に「敵」認定したり、売国奴のような意味で「反日」などと主張する言論がまかりとおり始めたのはここ数年のことである。日本社会や国際社会をうまく調整し、統合する方向にむけるのではなく、自分あるいは自分の ...

東京新聞が掲げた社説

8日付東京新聞は、戦争に反対した言論人「桐生悠々」に関する社説を掲載した。熱狂的な言論の渦の中で、少数説ながらまっとうな意見を屈することなく放った桐生の功績は、戦後、日本が熱狂の渦から解放され、冷静な思考ができるようになった段階で見直され ...

公明党に関する報道

新聞辞令というか新聞報道によると、公明党の石井啓一国土交通大臣の後任として、井上義久、高木陽介、石田祝稔などさまざまな名前があがっていたが、結局、赤羽一嘉政調会長代理が起用される方針となった旨が報じられている。また昨日付の日経夕刊では、7 ...