カテゴリー ‘メディア’ のアーカイブ
徒然なるままに

日本は赤くない

昨日の読売新聞に『赤い日本』と題する大がかりな書籍広告が掲載されていた。キャッチコピーには「このままでは日本は『韓国』になる」「これが中国の代弁者だ」などの文字が躍る。常に上から目線で周辺国を見下し、「韓国」はまるで劣等国の代名詞のように ...

竹中労逝いて30年

本日は元祖ルポライター竹中労の死去から30年。それほど深い付き合いをしたわけではなかったが自分にとって最初に影響を受けた人なので印象深く記憶に残る。当時、竹中サンは牧口常三郎に関する連載『庶民列伝』を月刊潮で行っているころで、ある先輩に誘 ...

共産党を持て余す野党連合と2つの立場

1993年、自民党による一党支配政権が瓦解したとき、多党による連立政権が樹立された。そのころよく「非自民非共産の政権」というフレーズが使われた。「非自民」であるだけでなく、「非共産」の野党連合政権が当時の政権だったからだ。このころはまだ共 ...

新聞を読む順序

私の場合、毎朝新聞を読む順序がいつしか決まっている。具体的には、毎日⇒東京⇒朝日⇒赤旗⇒産経⇒読売⇒日経の順だ。ざっくり言うと、リベラル系の新聞から保守系に向かう流れだ。毎日新聞と私のつながりはカンボジアPKOの頃から始まっている。現地の ...

佐高信を訴えた佐藤優元外務省主任分析官

私は以前、事実関係のあまりにいい加減な記述を目の当たりにして、評論家の佐高信氏のことを「左の櫻井よしこ」と評したことがある。櫻井よしこ氏は右派の論客として知られているが、その内実は「南京大虐殺は濡れ衣である」といった歴史的事実と正反対のこ ...

文春砲と赤旗砲

いま日本のメディアで注目されているのはこの2つらしい。本日付の東京新聞の「本音のコラム」でも文芸評論家の斎藤美奈子さんが「文春と赤旗」と題して取り上げていた。文春はここならもみ消されずに載るだろうとの信頼感が同誌に多くの告発が集中している ...