カテゴリー ‘政治’ のアーカイブ
徒然なるままに

『創価学会・公明党の研究』を読む

月刊誌「世界」の連載中は熟読したが単行本になって積ん読になっていた中野潤氏の著作を読んだ。緻密に取材し、創価学会・公明党の裏面史を活字化した貴重な記録といえる。すでに10年以上前から、現在の連立離脱に向けてさまざまな議論がなされていたこと ...

維新が生命維持装置の高市政権

本日付日経1面トップ記事によると、高市内閣の支持率は74%で歴代内閣の中でも相当に高い。“パンケーキ首相”で売り出した菅義偉内閣と同じ数字で、政権交代後の鳩山内閣より1%低い程度だ。その要因は、日本の憲政史上初めての女性総理ということによ ...

公明党連立離脱私見

公明党の連立離脱について、極右側は「本当によかったと思っている一人です」(日本会議・谷口智彦会長)、「公明党の追放、うれしくてたまらない」(田母神俊雄・元空幕長)、「公明党のオウンゴールだ」(但馬イサム・文筆家)などの声を集会で耳にした。 ...

安倍自民と高市自民の本質的な違い

2012年12月に政権奪還した第2次安倍政権は、第1次政権の安倍首相が自ら率いた2007年参院選での大惨敗の結果、依然として衆参のねじれを引きずったまま、片肺飛行の政権誕生にすぎなかった。この不安定な状態が解消されるのは2013年参院選ま ...

日本会議の雇われ会長が贈ったはなむけの言葉

本日付産経「正論」に安倍元首相の外交スピーチライターを務め、現在は日本最大の保守団体日本会議の会長に推挙された谷口智彦氏が高市新首相へのはなむけの言葉を掲載している。10月20日、星稜会館で行われた右派集会でも同会長は、高市氏に「とにかく ...

ガラス細工の高市政権

本日、初めての女性総理が誕生すると高市シンパらが沸いている。ただしこの政権は連立相手が閣内にも入らない不安定な構造下の政権であり、いつ壊れてもおかしくない。おそらく壊れるときが総選挙のタイミングとなる可能性が高い。昨日発表された「連立政権 ...