カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

歴史修正主義者の思考回路

昭和の日本国敗戦から75年を迎えた。久しぶりに靖国神社で行われた戦没者追悼国民集会をオンラインで見た。意外だったことは視聴者の数がさほどでもなかったことだ。主催者発表では「2万人を超えた」と自慢していたが、ユーチューブでは3600人がマッ ...

隠す文化

日本人は「隠す文化」を持っている。その最たる事例は、先の昭和の大戦の終戦時、組織的に役所所有の都合の悪い文書を焼却・廃棄した問題だろう。「戦犯」にされることを恐れたわけだが、その中には歴史の教訓となる多くの資料が含まれていたことは明白だ。 ...

虚偽は相手になすりつけるのが勝ちと捉える「産経戦略」

産経新聞出版が2016年に発刊した『国会議員に読ませたい敗戦秘話』という本がある。前書き部分では、「歴史の節目といえる事案が起きる度に、『日本を貶めよう』と考える勢力と、これと結託した一部メディアが恣意的なプロパガンダ報道を繰り広げ、多く ...

右傾化の要因

この国の右傾化がいつごろから始まったか。顕著な出来事がいくつかある。まず1996年12月の新しい歴史教科書をつくる会(いわゆる「つくる会」)の誕生だ。さらに翌97年には日本会議が結成される。2004年には右派月刊誌『WiLL』が創刊され、 ...

いまの時代をどう捉えるか

現在の日本を「かなり右傾化している」と認識している人がいれば、一方でそうでないと反論する人がいる。わかりやすい事例を引くとすれば、旧日本軍の非行行為として歴史学(アカデミズム)の分野ですでに多くの客観的証拠をもとに「決着」している問題にす ...

皇国史観の亡霊たち

いま日本社会を席巻しているのがこの皇国史観の亡霊たちだ。天皇を万世一系などと尊崇するあまり、過去の旧日本軍(=皇軍)が現実に起こした非行、蛮行を事実の上から受け入れることができず、南京虐殺を否定し、慰安婦問題の罪責を過小評価する。事実を事 ...