2年ほど前から原則、飲酒を止めている。私の場合は糖尿病とかそういう系統ではなく、遺伝的なアルツハイマーをできるだけ防止するためだ。あるとき、首相の名前が出てこなかったので、これはだめだと思ったことがある。「岸田文雄」の、姓も、名も出ないという脳内状況だった。認知症の問題に詳しい近くの病院にいくと、「飲酒は脳に直接作用するので、できるだけ飲まないほうがいいですねえ」の一言で断酒を決意。とはいえ、2カ月に一度くらいは軽く飲んでしまうというパターンがつづいている。まあ断酒ではなくて、節酒のようなものだ。昨日もそんな感じで、生ビールを1杯、ウーロンハイを1杯、気をよくして飲んでしまった。同席者との話は多くの分野に及んだが、政治状況をめぐる話題になったとき、これ以上日本共産党を叩きすぎると、逆に参政党のような極右政党が増長してしまいどうしようもなくなるといった話も出た。これは私の現状における基本認識でもある。私の日本共産党批判は、現在は、月刊「第三文明」に定期寄稿している記事がほとんどで、Xやこのブログでも、必要最低限のことしか発信していない。怖いのはむしろ次の総選挙で、国民民主や参政党が大躍進し、政権の中に入ってしまうような状況だ。その事態は、参政党が日本版ナチスに進化する過程にも映る。