東村山の構図19 デマを支える日本共産党

事実をきちんととらまえることができない市議会議員の長井秀和が当選前、選挙演説で過去の使い古されたデマ事件を真顔で取り上げたことで再び問題となった95年の東村山市議転落死事件。当時のデマ加担者はオウム真理教事件の流れに乗せられた多くの出版社系週刊誌メディアだった。その後多くの民事裁判が起きているが、現在、その裁判をデマ発信側に加担して支えるのは日本共産党系の弁護士たちだ。私は当初、事件としてはすでに確定しているこんな裁判を引き受ける代理人がいるのだろうかといぶかる気持ちのほうが強かったが、結局、長井側の代理人に就いたのは過去にもこの種の問題で代理人に就いたことのある弁護士事務所だった。日本共産党内の法務部門の責任者である法規対策部長を長年務めたことがあり、自由法曹団の団長も経験した戦前から活動した党員弁護士が設立した事務所として有名だ。また代理人の一人は最近も共産党機関紙「しんぶん赤旗」に名前入りで大きく取り上げられていた。だが明らかにデマ事件として揺るぎようのないこの事件について、デマ側の代理人を務める意図はどこにあるのか。日頃は「正義」や「人権」を振り回す人権派弁護士らが、この裁判では明らかに「虚偽」と「不正義」の側に立つ。そこに特定の意図があることは明らかだ。

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