日本保守党と日本共産党

月刊Hanadaの花田編集長が自ら動画で日本保守党事務総長の有本香氏の連載中止の経緯を自ら語っていた。それによると、昨年4月の東京15区の衆院補選に候補者として立てた飯山陽氏がすでに同党に反旗を翻しており、盛んに自らの動画で暴露を行っていることなどを背景に、次号で飯山氏の同党批判の原稿が載ることを耳にした有本氏らが編集部に連載を止めることを告げたらしい。これに対し花田氏は自らの50年以上の編集者経験を踏まえ、公けの政党が批判を受けたからといって「どうのこうのというのはいかがなものかと思います」(2月12日収録放送)と述べた。一方、有本氏は「どんな書き手を重用するかは編集長の裁量です。一方、我々書き手にも媒体を選ぶ権利があります。誹謗中傷と批判の区別がつかないメディアと私は仕事できません」(昨日付Xのポスト)と反応した。 花田氏の言葉を信じれば、 要するに日本保守党は「批判を許さない政党」ということになる。私はこれを聞いて、現在の日本共産党ともよく似ているなと感じたが、決定的に違う点は、日本保守党は政党助成金を全額もらう政党だが、日本共産党は受け取りを「拒否」している政党であるという事実だ。似ている面と似ていない面がくっきりと分かれる、興味深い対照的な政党と見ている。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。