船橋洋一氏の大著

本日付朝日新聞に10月に発刊された船橋洋一氏の大著『宿命の子 安倍晋三政権クロニクル』に関し、船橋氏本人へのインタビュー記事が大きく掲載されている。個人的に目を引いたのは、第2次安倍政権時代に出された戦後70周年談話について、公明党に関した発言があることだ。船橋氏はインタビューで次のように答えている。「連立与党の公明党の太田昭宏国土交通相ともすり合わせ、将来の世代に『謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません』と盛り込みました。『宿命』という言葉は太田氏の強い支持でした」。さらに安倍首相の右派的な側面に「公明党との連立である程度自制が働」いたと指摘する部分もある。本書のタイトルはまさに『宿命の子』だが、この「宿命」は上記の「宿命」から取られたものだろうか。

「安倍政治」の舞台裏検証 戦略的歴史観やリアリズム、残したものは:朝日新聞デジタル

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