自民党総裁選挙の候補者が乱立しそうだ。そのうち、8月15日に靖國神社を参拝したのは高市、小泉、小林の3人と伝えられる。本日付東京新聞に「靖国神社廃止論」のコラムがあるが、終戦後、靖国神社を宗教法人にしたのは間違いで、「神道から切り離して国立の平和祈念公園か何かにすべきだった」との主張に同意する。米国大統領選挙(11月5日)がどういう結果になるかわからないが、現地からの発信を見ている限り、カマラ・ハリス現副大統領の当選はかなり高まっているようだ。そうなると、それに対応する日本の新首相でなければならない。Xなどの投稿を見ていると、上川陽子外相への期待を表明する声がちらほら目立つ。20人の推薦人を集めること自体、高市氏などは自身で不安を吐露しているようだが(本日付産経)、日本の現在の最大課題の一つ(男女格差が大きく社会全体に不利益を与えている状況)を考えれば、だれがふさわしいかははっきりしてくる。何よりこの人は肝が据わっている。偏狭な靖國派でもない。新総裁を支える力がしっかりしていれば、安定政権になると見ている。