高田誠か、門脇護か

表題の底意は「日本を代表するヘイト・スピーカーはだれか」というものである。つまり「日本のレイシストの象徴はどちらか」と言い替えてもよい。高田誠は在日特権を許さない市民の会を立ち上げ、街頭で「在日コリアンは国に帰れ」などのヘイト・スピーチを繰り広げてきた札付きのレイシストの本名とされるが(通名は桜井誠)、門田隆将こと門脇護もそれに劣らない。彼のXポストを定期的にチェックするのがルーティーンワークの一つになっているが、年頭から、能登半島地震において日本政府が台湾からの救助申し出を断っただの、アンルワがハマス攻撃に加担していただの、自分で裏づけとなる証拠を見つけたわけでもないのに、事実に基づかない情報を拡散していた。さらに最近は埼玉県のクルド人がデモに際し「日本人死ね」と発言を繰り返した旨、これまたデマ発信していた。彼のポストをチェックしていて気付くのは、あくなき良心の呵責の欠如ぶりだ。やはりこのような特異な人格でないと、週刊誌記者時代のあのとんでもないデマ報道の蓄積もとうてい理解することは不可能だ。要するに特異人格が招いている特異な行動にすぎないからだ。普通の人ならとうていそうできないようなデマを彼が繰り返すのは、「自省」するという回路がそもそも存在しないからとも分析できる。要するに“ペンを持ったサイコパス”と形容してもよい。最大の特徴は「良心の呵責」の欠如だ。

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