2020年1月の月別アーカイブ
徒然なるままに

“不破頼み”を脱却できない志位執行部

日本共産党の党大会が終了した。実は今回の見どころは16年ぶりの綱領改正でも、野党連合構想でもなかった。一つは不破哲三頼みを脱却できるかどうかだったが、今回の党大会でも不破は常任幹部会26人(=党最高幹部)の中に残った。90歳になるこの人物 ...

財務大臣のおバカ発言

 「2000年の長きにわたって一つの民族、一つの王朝が続いている国はここしかない」。どこかの国の財務大臣がこんな発言をしたそうだ。この御仁は人類の歴史を知っているのだろうか。世界において「単一民族」の国など存在しないし、日本も同様だ。古代 ...

災害対策の前提

本日は阪神淡路大震災から25年となる。当時は日本社会党の村山富市が首相をつとめており、私は社会新報編集部で仕事をしていた。その日は朝から編集部のテレビがつけっぱなしで、当初はそれほどの災害と思われていなかったが、火災を報じるテレビ映像が印 ...

社会主義国の評価を誤り続けた不破哲三

昨日の共産党大会の2日目で、不破哲三前議長が14年ぶりに党大会で発言したことが本日付の新聞で散見された。前回綱領を全面改訂したのは2004年だが、そのときの中心者は不破哲三議長で、「社会主義をめざす国」という項目を勝手に規定し、中国、キュ ...

3度目の政権構想

新聞各紙が共産党の党大会が始まったことをニュースにしている。日経新聞は「党創立100周年に当たる22年までに野党連合政権の実現をめざすと打ち出す」などと報じているが、同党がこのような短期スパンの政権構想を打ち上げるのも珍しい。実態はそれだ ...

主張と行動が一致しない政党

日本共産党は本日から熱海市の党内施設で第28回党大会を開く。テレビでも報じられたが、今回の綱領改正では社会主義の定義をまた変更する。前回の綱領改正で「社会主義をめざす国」と位置づけた中国について、その部分を削除するという。要するに、都合の ...