カテゴリー ‘情報公開’ のアーカイブ
徒然なるままに

安倍政治の終えん

一つの政体が有権者に尽くしているかどうかの一つの尺度は「情報公開」のあり方に求められる。わかりやすくいえば、有権者への説明責任、説明能力ということになるだろうが、情報公開はそれとは別の制度的なものだ。公文書をどれだけ誠実に社会構成員に示す ...

情報公開の理念は民主主義そのもの

 名古屋入管施設で死亡したスリランカ女性の事件をめぐり、昨日、遺族側ともいえる支援団体が合同で記者会見を行った。そこで発表されたのは黒塗りされた文書の山だった。入管側が情報公開請求に応じて出してきた文書で、ほとんどすべてが「黒塗り」という ...

安倍政治の終焉

本日付の毎日新聞に、オリンピックの開幕1週間前になっているものの、選手・大会関係者のコロナ感染状況が個人情報を理由に開示されておらず、「感染が広がっても実態が見えにくい」点を指摘している。野党の一部が執拗に開催中止を訴えようとも、このまま ...

ゴルバチョフ健在の記事 90歳の誕生日

本日付の東京新聞に、ゴルバチョフ元大統領の90歳の誕生日を伝える記事が掲載された。3月2日が誕生日という。ゴルバチョフ元大統領はロシアメディアのインタビューに対し、80年代後半に進めたペレストロイカの意義を強調し、核軍縮の必要性を説いたと ...

思想で人を差別する時代に戻ったニッポン

本日付の毎日新聞に掲載された2つのコラムは出色だった。1つは2面掲載の青野由利専門編集委員の「イタリア学会の声明」というタイトルのコラム。歴史的に情報公開の制度が芽生えたのは古代ローマ時代のイタリアだったことを指摘し、それ以降、貴族らは隠 ...

虚偽を許さない社会

日本は虚偽とともに戦後スタートした。すべては公文書改ざん・廃棄から出発しているからだ。戦争中の悪事を、戦犯逃れの目的で内務省が全国へ通達。軍部を中心に、多くの証拠が隠された。それでも米軍が押収した文書や外務省になぜか残った文書、さらに各兵 ...