カテゴリー ‘メディア’ のアーカイブ
徒然なるままに

毎日新聞が「言論の右傾化」を紙面化

毎日新聞が「言論の右傾化」を紙面化 本日付の毎日新聞はオピニオン面で「言論の『右傾化』」を特集。なかでも右派色の強い総合月刊誌「WiLL」や「月刊Hanada」の創刊にもふれて状況を分析している。これまで同じ毎日新聞でケント・ギルバード ...

櫻井よしこの態度を考える

従軍慰安婦問題でジャーナリストの櫻井よしこが元朝日新聞記者らを捏造記者呼ばわりして訴訟になった裁判で先日、札幌地裁で大方の予想に反して、原告の元朝日記者が敗訴、櫻井側が勝訴していた。その「勝訴報告」なるものが月刊WiLLの最新号に掲載されて ...

紙媒体からデジタル媒体へ?

東京新聞の本日付コラムに、「紙媒体衰退」の文章が掲載されている。『産経新聞』が2020年10月をめどに全国紙から撤退する方針を固め、首都圏と関西圏に限定した新聞になる予定との情報をはじめ、『新潮45』の休刊、『SAPIO』の不定期刊行化、『 ...

時代の雰囲気と『新潮45』の関係

新聞各紙に目を通していると、月刊誌『新潮45』休刊に関する記事やコラムがいまだに途切れない。心ある作家たちがこの問題で発言を続けていることも関係するようだが、安倍首相を天まで持ち上げてきた小川某についての論評は辛らつだ。 『週刊新潮』も早川 ...

物書きという職業

1997年に独立して物書きを20年以上続けている。わずか20年だがこの職業に特有のさまざまな事態が起こった。一つは民事裁判の提訴を複数受けたことだろう。記憶で数えてみると、山崎正友、日本共産党、矢野穂積、大草一男など、いずれも私が批判の対象 ...

ヘイト本を拡張したメディア関係者たち

新聞各紙を見ていると、いまだに「新潮45」の休刊に関する記事や論考が途切れない。この問題は、時代の一つのエポックとなる可能性がある。 というのも近年、嫌中嫌韓などのヘイト本が売れるようになり、売上げの伸びないメディアはこうした論調になびくよ ...