この人物の週刊誌記者時代の犯罪的行為を振り返るには、1990年代という時代状況を踏まえることも必要になるだろう。政治的に最もリベラルだったとされるこの時代、日韓関係も友好的だった。バブル崩壊後の余波でまだ景気はそれほど悪くもなかった。イン ...
毎年8月になると決まって似たような報道に接する。8月15日だけでなく、12日もそうだ。この日は1985年に日航機墜落事故が起きた日で、ことしは34年の節目となった。このニュースを見て、門脇が週刊新潮記者時代に、週刊誌記者として一番乗りで現 ...
門田隆将こと門脇護(61)が新潮社に入社したのは1983年のことである。配属された先の「週刊新潮」は1956年に創刊され、出版社系週刊誌の中では最も古い歴史を持つことで知られ、最多部数を誇っていた。この雑誌が部数のピークを迎えるのは86 ...
「門田隆将」という名のノンフィクション作家をご存じだろうか。元「週刊新潮」のデスクをつとめ、2008年に退職。独立後は、日本人の生きざまを体現した人物を描くことをライフワークとし、さまざまな作品を発表してきた。当初はスポーツ分野などが多か ...
アメリカのトランプ大統領が自身に批判的な民主党の移民系女性議員などを念頭に、「アメリカが嫌いなら出て行け」との趣旨の発言をツイッターで行ったことが問題になっている。今月中旬の出来事だ。よく似た言説は日本でもいたるところに転がっている。在日 ...
新聞の社説に署名入りのそれが掲載されるようになってどのくらいたつだろうか。本日付の朝日新聞社説は日韓関係の現状について論述しているが、通り一遍の無味乾燥な社説ではなく、署名入り(箱田哲也記者)で読み応えがある。記事では「安倍政権は、半導体 ...