昨日付の東京新聞のコラム(大波小波)に「原発事故を巡る対策映画」と題して、新作映画「フクシマ50」の論評がなされていた。記事内の記述をそのまま引用してみよう。「巨額の製作費をかけた大作であることは事実だ。だがその内容は『所長』を『上官殿』 ...
インフルエンザに毛が生えた程度の風邪に世界中が振り回されている。通常の免疫力のある人間であれば大した問題にはならないようだが、やっかいな点は高齢者や基礎疾患(糖尿病など)のある人は重症化し命を落とす危険性があることだ。そのためいまは感染拡 ...
あまり見たくもなかったが仕事の一環として3月6日、公開初日の「フクシマ50」を劇場で見た。原作者は門田隆将。週刊新潮記者時代からファクトに対しては極めていい加減な人物として知られていたので、この映画も事実の歪曲が多く指摘されている。一言で ...
新型肺炎の報道がエスカレートしている。冷静に考えれば、現状示されている致死率は3%程度だ。インフルエンザによる死亡よりもその確率は高いようだが、現状で、罹患した多くの人が命を落とすという病気でないことは明らかだ。例えばペストなどの病気にか ...
安倍晋三という政治家はほんとうに運がよいと感じる。今回の新型肺炎はまさに「神風」のようなものだろう。桜を見る会の疑惑や相次ぐ与党議員の逮捕など、窮地に陥る材料が盛りだくさんだったはずの通常国会の冒頭、突然に吹いた風にほかならなかったからだ ...
本日は阪神淡路大震災から25年となる。当時は日本社会党の村山富市が首相をつとめており、私は社会新報編集部で仕事をしていた。その日は朝から編集部のテレビがつけっぱなしで、当初はそれほどの災害と思われていなかったが、火災を報じるテレビ映像が印 ...