志位委員長が100周年記念演説を前に会見

日本共産党の志位委員長は昨日の定例記者会見で17日に開催する創立100周年記念講演会の大まかな内容について告知した。それによると、記念講演は休憩を挟んで2時間半の長時間になる予定で、内容は「不屈性」「自己改革」「国民の共同」の3本柱になるという。不屈性の部分では戦前と戦後に分け、戦前は宮本顕治・百合子夫妻の12年にも言及するほか、戦後では沖縄の戦いに焦点をあて、瀬長亀次郎をクローズアップすると述べた。さらに自己改革では自主独立路線がどのように作られたかを語り、国民との共同については、戦後の3回の上げ潮の時期を振り返りつつ話す予定であることを伝えた。加えて、懸念となっていた党100年史の編纂を開始することを述べ、記者からの質問に対し、出版時期については来年の7月15日の前までには完成させたい旨を述べ、「来年前半に本として」と明言した(だがこの具体的な時期の言及については、本日付のしんぶん赤旗には記載がない)。さらに出版内容の規模については「活用しやすい分量も考えていきたい」「結果としてどうなるかわからない」と述べた。過去には80年史がもっとも近い発行だが、このときはコンパクトなハンディ版で、迫力の少ないものだった。立党100年記念史が、似たようなハンディ版ではどうしようもない。

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