共産入り野党連合、失敗に終わる

立憲民主党は禁断の果実に手を伸ばしたばかりに、大きな代償を支払うことになった。現有議席を10以上も減らしたことに加え、野党連合の象徴であった小沢一郎、中村喜四郎のベテラン議員も初めて小選挙区で苦杯をなめた(いずれも比例で復活当選)。さらに看板の一人である辻元清美を失うことにつながった。もし共産と協力せず、国民民主との共闘で連合路線をとっていれば、今回政権批判票の受け皿となり、躍進できたと見られる。当然ながら政権批判票は共産入り勢力には向かわず、結局、維新に吸収されることになった。そのため維新の議席はかなり水ぶくれしたものと見られる。同党は今後、議員資質に関する不祥事等が増える可能性がある。

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