しんぶん赤旗の突出した紙面

昨日、読売新聞のスクープで始まった公明党2国会議員事務所への東京地検特捜部の捜査のニュース。本日付朝刊の記事をよく読んでみると、別の詐欺事件で逮捕・起訴されたある人物の捜査が波及したものらしい。ただし捜査が入ったといっても、罪になるほどの内容があるかどうかははなはだ不明な段階だ。にもかかわらず、このニュースを社会面トップで大々的に扱った唯一の新聞は「赤旗」だ。いわずとしれた政敵をへこます格好のニュースという意図が明らかだろう。2人の議員の事務所を「同時捜査 異例の事態」などと煽っているが、その内容に独自情報は何もない。元々遠山清彦議員が上記の詐欺事件で起訴されている人物と人間関係があり、そこから波及して現在の議員秘書に横滑りした元秘書らの捜査が行われたという段階だ。こういうことがニュースになること自体、公明党にとってプラスになることは何もないが、ここぞとばかりに力んだ様子が、しんぶん赤旗と一般紙の扱いの差に如実に出ている。それは実際は日本共産党の「焦り」の裏返しにも映る。

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