共産主義のワクチンを打って効いた国は一つもない

本日付のしんぶん赤旗に先日の志位委員長による創立99周年記念講演会の講演内容が文字起こしされていた。そこには「日本共産党という党名は『人間の自由』『人間の解放』この理想と結びついている」などと、およそ事実とは正反対のことが書かれている。その項目に次のような発言がある。

 「もちろん、それはつぶれてしまった旧ソ連や、現在の中国のような、自由も人権も民主主義もない社会、他国への覇権をふるう体制ではありません」

 だが同党の歴史をひもとけば、その旧ソ連や中国を自らの理想と掲げ、それらに追随した決して短くはない過去がある。要するに、日本共産党が最大の模範としたソ連と中国を、今となっては全否定しているわけだが、その誤った認識をもった自らの過去に対しては、何ら反省の言葉はない。

 結論としていえることは、日本共産党の主張には、根本的な次元において真実が欠けているという現実だ。「詐欺で成り立つ」政党というのが、この党の本質的な姿といっても誤りではない。

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