日本時間本日朝(現地は昨日=30日夕刻)、トランプ前大統領が自身の不倫に関する口止め料を2016年米大統領選立候補のために虚偽記載したとされる事件の刑事裁判で、12人の陪審員が34の罪状すべてを有罪とする評決を出した。量刑は別途7月11日に言い渡されるというが、この日は「共和党が大統領候補を正式指名する党大会の4日前」とされ、仮に“収監”される量刑が言い渡されることになれば目も当てられない事態となる。日本の一部報道ではトランプ勢力の結束が逆に強まり、大統領選挙に大きな影響はないとの見方も示されているが、影響がないはずがない。民主主義とジャーナリズムの勝利の始まりと見る。