ネームロンダリングの妄想右翼

昨日のつづきになる。「週刊新潮」編集部時代に多くの誤報・虚報を重ね、罪のない一般人・著名人の名誉を傷つけ続けてきた門脇護は、ついに同編集部に居続けることができなくなった。同時に当時出版した同人の著作も、本名で出版することができず、ペンネームを使う有り様だった。本人は独立の際に一時は本名をなのろうと考えたことがあったようだが、周りが止めたという。要するに「君がこれまでやってきたことは、社会的に不利なものとして見られる」との判断だった。その結果、マネーロンダリング(資金洗浄)ならぬ、ネームロンダリングで名前を「門田隆将」に変装させ、新たな人物であるような形で出版界に躍り出る。ちょうと先般の桐島容疑者が逃亡生活の際に変名を使ったのと同じ手法だ。それでも人間の中身は変えられない。「門田隆将」になっても多くの不始末を繰り返した。盗作疑惑で民事訴訟を提訴され、全面敗訴した。名誉毀損でも迷惑をかけた相手の一つが、産経新聞社だ。門田隆将本人は明治政府が創作した架空の神話を信じ込み、大日本帝国バンザイ思想のもと「妄想右翼」として活動をつづける。最後のよりどころはX(旧ツイッター)だ。現時点の日本においては、共産主義より、靖國偏重主義のほうが現実的な脅威だ。監視を怠ってはならない。

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