ヒューマンエラーの防止策

1月2日に羽田空港で起きた日本航空機と海上保安庁機の衝突事故の実態が明らかになりつつある。本日付朝日は管制塔からの「ナンバーワン」の言葉を海保機の機長が誤解した可能性を指摘しているほか、読売などは海保機が滑走路上に「40秒間」停止していた事実を明らかにしている。その間、海保機も日航機も、管制塔も異常事態に気づくことはなかった。問題の40秒間、管制官は別の飛行機に指示を出す作業に追われ、海保機が自分の指示どおりに動いていないことに気づかなかったという。仮に誤認識があったにせよ、異常事態を検知し、危険を回避・防止する実効性のあるシステムの再構築が求められる。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。