1月共産党大会の注目点

来月半ば4年ぶりの党大会を開く日本共産党はすでに党委員長の交代(志位和夫⇒田村智子)が既定路線として進んでいるように映る。すでに在任23年をすぎる志位委員長の後継者として初の女性党首が誕生すると見られているからだ。同党ではこれまでの歴代委員長である宮本顕治、不破哲三、志位和夫とも書記局長(宮本は書記長)の経験をへて委員長に昇格してきた経緯がある。その意味では政策委員長から党委員長就任は異例のコースとなる。その分、経験の浅い新委員長を支える書記局長人事が焦点となる。本日付の「しんぶん赤旗」を見ていると、小池晃書記局長の「留任」を思わせるような内容だ。1面告知の12月27日の党議員団主催院内集会「自民党政治をおわらせよう」の基調報告者が小池書記局長本人になっているほか、1面トップの京都市長選の応援演説にも小池氏が登場、大きく扱われている。以下は小生の憶測にすぎないが、仮に田村委員長・小池書記局長の組み合わせになれば、パワハラ事件の被害者・加害者という関係になり、その方面の話題を呼ぶことにもつながる。新米委員長をベテラン書記局長が支える構図は、組織上は常道と思われるが…

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