大衆とともに

本日付の公明新聞は党創立者の死去に伴い、公明政治連盟に対する指針を大きく掲載した。1962年9月、政治団体・公政連の設立から1年もたたない時期に、当時創価学会会長であった創立者が全国遊説する1回目として東京で開催された際のスピーチで、「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に入りきって、大衆の中に死んでいく」との有名なフレーズを残している。池田名誉会長の逝去にともない、全国3000の公明党議員の中で、ツイッター(X)アカウントを所有する議員の多くが、弔意の文章とともにこの永遠の指針を引用しながら決意を新たにするのを多く目にした。今後も「原点回帰」の動きが顕著に強まるものと思われる。池田名誉会長は折あるごとに、「臨終正念」の臨終とは、自分の命の終わりを指すのではなく、師匠が亡くなるときのことであると教えていた。今がまさにその時であって、公明党および支持団体である創価学会の本質的次元に関する問いかけが強まると思う。

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