「痛み分け」の衆参2補選

昨日投開票の2つの衆参補選について、もともと自民党だった2議席が1勝1敗の「痛み分け」(産経)となり、さらに自民党が1勝した衆院長崎4区はもともと保守地盤が強い地域であり自民党が圧勝して当然の場所で競い勝ちに追い込まれた状況に、読売は「与党への逆風 鮮明」「解散時期 選択肢狭まる」の見出しを立てたほか、毎日も「首相 解散戦略に影」と似たような論調が目立った。一方で産経のみが、「首相、解散の余地残す」と対照的な見出しを立てた。どちらも正しい見出しの範疇なのだろう。昨晩のテレビ画面では小渕優子選対委員長はじめ自民党幹部のほっとした表情が印象的だった。もし自民党が2敗していれば、年内解散の可能性はゼロになっていたと思われ、岸田政権の命運も危ういものになっていただろう。

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