日本の経済をダメにし、産業の成長の芽を育むこともなく、この国に無分別な差別主義者にすぎないネトウヨを蔓延させ、食糧やエネルギーといった肝心の足元への安全保障の成果はなんら残さず、軍事産業を支え日本を戦争できる国にするための政策には邁進した。国を富まさず、国民を豊かにせず、疲弊させただけだったが、ただ一つ、評価できるものがあったとすれば、インバウンド（訪日客）の誘致くらいだろう。また国権の最高機関たる「国会」の場で、あれほど確信犯的に虚偽発言を繰り返した宰相も空前絶後だ。今後ともトランプ前大統領のようなサイコパス（＝良心の呵責をもたない特異人格者）が首相に就任しない限り、このウソつき記録が破られることもないだろう。「希代の嘘つき・ペテン師」と後世に評価されてなんら不思議でない。アメリカほどの酷さではないが、国内で「分断」の構造を作り、日本の未来社会の「障害物」を形成した。「今（自分の政権時代）さえよければそれでいい」という要領にたけ、在任期間に比して本質的な意味の政治的成果を残さなかった人物として評価される。