解散総選挙のゆくえ

本日付産経新聞に小沢一郎氏が衆院解散は「来年9月以降」とBS番組で語った記事が小さく出ていた。番組収録は8月26日に行われたものといい、「岸田文雄首相は自民党内にライバルがおらず、黙っていても来年9月の党総裁選で再選する。その前に衆院を解散しても何のプラスもない」と語ったという。小沢氏は2度にわたり政権交代を成し遂げた立役者として知られ、3度目の正直という側面があるが、政界ではこの類いの「総選挙は来年以降に遠のいた」という一般的な見方と、サプライズ好きの岸田首相は機会があればまだ秋選挙を狙っているとの2つの見方がある。その場合、鍵となるのは9月の内閣改造、党役員人事となる。ここで世論の注目を集め、支持率向上のきっかけになるのなら、まだ解散の「芽」はかろうじて残っているという見方だが、人事は下手との定評がある岸田首相にその可能性はあるのか。

衆院解散「来年9月以降」 小沢氏、野党一本化に意欲 – 産経ニュース (sankei.com)

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