地球沸騰化はますます続く

ハワイ山火事でバイデン大統領が災害宣言。中国河北省では300万人が被災する140年で最大の北京豪雨災害。国連事務総長が「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と宣言した本年、気候変動をめぐるニュースがいまも鳴りやまない。

本日付日経は、「複数の国際機関によると、各国の現状の温暖化対策では地球の気温上昇幅は今世紀末には2・5度前後になる」と報じているが、グテレス事務総長はG20が世界の温室効果ガスの8割を排出していることを指摘し、「人類の責任」と強調している。もはや一刻の猶予もない状況のはずだが、ウクライナでは無益な戦争が行われたまま、さらに日本では防衛予算を倍増させるための「台湾有事」などが煽られてきた。地球温暖化問題は、日本では安倍政権が手をこまねいてきた政策課題の一つと見られているが、現状は待ったなしだ。

 

 G20=アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、韓国、南アフリカ共和国、ロシア、サウジアラビア、トルコ、英国、米国、欧州連合(EU)

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