国会議員のジェンダー・ギャップ指数

本日付各紙で自民党が次期総選挙で女性新人候補に100万円を給付する新政策を取り上げている。記事で大きく扱ったのは読売新聞だ。自民党は国会議員の女性比率を10年後には30%にに引き上げる方針を発表している。読売記事では自民党の現在の女性国会議員比率について11・8%とあったので、主要7会派についてあらためて確認してみた(会派別)。

自民 380人中45人 11・8%

立民 136人中33人 24・3%

維新  62人中 9人 14・5%

公明  59人中 8人 13・5%

国民  23人中 5人 21・7%

共産  21人中 7人 33・3%

れいわ  8人中 3人 37・5%

上記の人数は衆参で単純に足し算した数だが、確かに自民党はこの中で女性比率が最も低い。次いで低いのは同じ与党の公明党だ。圧倒的に比率が高いのはれいわ新選組や共産で、次に立憲・国民ということになる。この意味で、日本のジェンダーギャップ指数をG7中最下位に牽引している主体は、国会議員に限るとすれば、与党の自民・公明ということがいえる。

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