核威嚇行為の悪影響

英エコノミスト紙の翻訳記事だが、本日付日経は「プーチン氏が揺るがす核秩序」を掲載した。プーチン大統領が核兵器使用を示唆して戦争を始めて100日。実際に核兵器を使おうとする兆候は見られないというが、この行動が世界に極めて深刻な影響を与えている。弱小国は自分の身を守るために自分たちも核兵器で武装するべきだと考えるようになり、一方で、侵略国は同様の手法を使って自分たちも同じことをできると悪い意味の教訓化を図っている可能性があるからだ。前者の中に日本は含まれ、後者は中国を指す。人類の最終兵器である核兵器による威嚇は、犯罪行為に等しいとする理念を世界で共有化する必要がある。

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