バイデン政権の外交上の危機

本日付日経の2面にイアン・ブレマー氏の特別寄稿が掲載されていた。アフガン情勢に関するもので、米情報機関は当初は2、3年は持ちこたえられると想定したという。つまりタリバンの攻勢など想定に入っていなかったことになる。これが米情報機関の機能低下によるものなのか、アフガン局地における特殊事情なのか当方に判断はつかない。いずれにせよ、「20年の月日と2兆ドルの資金が浪費された」と書いているのは事実だろう。よく言われることだが、戦争は始めるのは簡単だが収拾するのはとても難しい。アフガンの混乱はそのことをよく示している。現地に残ったままの米国人らがどういう扱いを受けるか、ブレマー氏は「これからの数日間が決定的に重要な意味を持つ」と予測する。

アフガン、今後数日が命運: 日本経済新聞 (nikkei.com)

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