日本共産党とベッタリの『FORUM21』

創価学会や公明党を批判する小冊子として『FORUM21』というものがある。過去には小生に関し事実に基づかない記事を掲載して110万円以上の賠償金を支払った乙骨という人物が発行人を務める。実はこの雑誌が「革命政党」の日本共産党にベッタリの媒体であることをご存じだろうか。例えば最新号を見てみると、そこで執筆している「柿田睦夫」という人物は元赤旗記者で、宗教問題を担当していた人物として知られる。さらに暴力団問題を専門としてきた「溝口敦」も、名うての共産党シンパとして有名だ。最新号でその溝口は次のように書いている。

 「共産党脅威論から抜け出せず、ありもしない赤色革命の恐怖を煽り立てる」

 文章の対象は創価学会となっているが、私は基本的に溝口が書いている主張を行っているので、私に対する批判にも重なる。この溝口の認識は、日本の共産党は他国の共産党は異なり、独自の素晴らしいものという同党の主張にそのまま重なるものだ。もともと溝口の出自は共産党一家ともいわれ、その妻は団地専従者である旨を書かれた過去もあった。本来的に共産党や共産主義に「色眼鏡」をもつ人物であり、そうした腐臭が文章からそのまま立ち上がるという図式だ。「ありもしない赤色革命」と書く溝口は、歴史の現実を知らない、あるいは見ようともしない夢想主義者そのものだ。あるいはまったく正反対に、同党の志位委員長はすでに革命家ではなく単なる革命家以前の凡人、と暗に批判的意図をこめた言葉であるのなら話は別だが、そうとも思えない。

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