サイコパスの犯罪

米国上院議会でトランプ前大統領の弾劾裁判が始まる。来週にも判決にあたる「評決」が下される予定だ。この裁判、前大統領が連邦議会襲撃事件(死者5人)について支持者を扇動したかどうかの責任が問われるものだが、それよりもこの人物の犯罪的な側面は新型コロナ対策に対するお粗末な対応にあったといえる。本日伝えられた米国の死者数は46万人。いまも毎日1500人が死亡する。感染者は2700万人と世界全体の感染者数の4分の1を占める。例えば隣国のカナダを見てみよう。死亡者は2万人、感染者は81万人だ人口比で6をかけても、米国の死者数は「突出」して高い。すべてはトランプの虚言癖を伴う言説に影響(=洗脳)された国民意識が招いた結果としかいいようがない。国民の生命を大事にできない政治家が、まともであるわけがない。

この前大統領が中国に対して厳しい当たり方をしたのは、自身のサイコパスの特性からくる負けず嫌いの感情と、中国を敵扱いすることで国民の支持を得やすくするという打算から生じている面が大きいと思われる。

だが日本のトランプ信者はそうした構図が目に入らないようだ。いやあえて見たくないのだろう。ただただトランプに感謝してひれ伏している姿の門田某などはその典型である。

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