2017年8月の月別アーカイブ
徒然なるままに

空手雑感 8

沖縄の伝統空手と本土のフルコンタクト系空手の大きな違いの一つが、修行に対する年限の考え方だ。沖縄では「生涯空手」が当然の理念として定着しており、70代、80代になっても空手着に袖をとおし、稽古に汗を流す姿は珍しくない。一方で、フルコンタクト ...

コンビニで酒を飲む時代

出張先で近くに大きなコンビニがあると重宝することが多い。先日もその恩恵をこうむった。 その大手コンビニには、結構な広さのイートインスペースが併設されており、ご丁寧に「喫煙ルーム」まで備え付けられていた。朝になると、そうしたスペースでカップヌ ...

空手雑感 7

「極真空手が最強の空手」とのイメージが大きく崩れるきっかけとなったのは、極真の世界チャンピオンがK1の舞台でパンチ1発でKOされたことが大きかったと思われる。加えて、世界チャンピオンにはならなかったものの、何度も日本チャンピオンに輝いた著名 ...

日本共産党の4つの変節

核兵器禁止条約が採択されたとはいえ、日本共産党の核兵器への反対運動に紆余曲折があったことは明らかだ。わずか半世紀あまり前にはソ連に従属する政党として、アメリカの核実験には反対するが、ソ連の核実験には賛成に回るという矛盾した態度をとっていた。 ...

慰安婦教科書への攻撃

灘中学などが採択した慰安婦問題を記述した内容を含む教科書に、産経新聞などに影響された右派が執拗に抗議を続けている問題が毎日新聞で報じられた。93年のいわゆる「河野談話」以後は、ほとんどの中学教科書で慰安婦の記述がなされていたが、いまでは1社 ...

空手随想 6

30年ぶりに極真道場に通うようになって驚いたことがもうひとつあった。けがへの配慮が格段に上がっていたことである。サポーター(防具)のたぐいが準備され、組手のときはそれを着用して行う。それにより以前なら不要なけがや、ひどいときは大けがにつなが ...