カテゴリー ‘メディア’ のアーカイブ
徒然なるままに

自語相違の人間

 ひとのことを批判してあげつらっているのに、その批判内容の対象となるのは実は自分自身も含まれる。そうした滑稽な構図に気づかないのが一般人であればそれはそれで愛嬌で済まされるだろうが、言論人と名乗る人間がそのような矛盾に陥っている姿は、哀れ ...

反日ジャーナリストなるもの

門田隆将という名の書き手は「反日」という用語を多用し、その相手となる対象を糾弾する論調が多い。さらに「多くの場合、彼らは『日本が嫌い』なのだ」などと平然と書く。ちなみに国語的な意味で、「反日」の反意語は何だろうか。「親日」か。ではジャーナ ...

「反日」としか捉えられない門田隆将の狭隘さ

門田隆将のいう名前の作家・ジャーナリストがいる。前職の「週刊新潮」デスク時代は多くの捏造記事を作成し、裁判でも何度も敗訴した張本人だ。数年前に独立後、産経新聞や雑誌WiLL、Hanadaなどで見かけることが多くなったが、その本人の文章を読 ...

紙媒体週刊誌の凋落

毎週土曜日に産経新聞に掲載される「週刊誌ウォッチング」。それによると、2018年下半期の週刊誌の実売部数は、1位の週刊文春が31万部、2位の週刊新潮が21万部、3位の週刊現代が21万部、4位の週刊ポストが19万部となっている。かつての全盛 ...

鎌田慧さんについて

ルポライターの鎌田慧さんは私も学生時代から知っている書き手の一人だ。80歳になるいまも足を使って精力的に仕事を続けている。現場に徹し、弱い者の視点から取材・執筆をつづける第一人者だと思う。東京新聞の特報面に掲載される「本音のコラム」は興味 ...

日本全土を席捲する右派煽情雑誌

沖縄タイムスに時折『WiLL』や『Hanada』の雑誌広告が掲載されることは気づいていたが、琉球新報も同様だった。すでに全国紙ではリベラルとされる朝日新聞や毎日新聞にも右派煽情雑誌のおどろおどろしい広告が月1回以上掲載されるようになって久 ...