カテゴリー ‘社会’ のアーカイブ
徒然なるままに

サイコパスは治らない

2002年ごろ、異常人格者の類型をさすサイコパスについて文献を漁ったことがある。その際、ロバート・サイモンというアメリカの精神科医が書いた『邪悪な夢~異常犯罪の心理学』は参考になった一冊である。その中に「サイコパス」というタイトルの章が設け ...

社会悪としてのサイコパス

サイコパスのキーワードには「良心の呵責がない」「ウソをいとわない」のほかに、「身勝手な行動」「人を操作する」などがある。サイコパスの行動を注意してみていると、その「身勝手さ」には驚かされることが多い。 サイコパスの多くは、本能による欲求に打 ...

サイコパス列伝

本サイトで過去にサイコパスの症状と一致すると指摘された者は片手を下らない。 社会的に最も著名な人物は、三浦和義(1947-2008)。妻を保険金殺人で銃撃させたという「ロス疑惑」で有名になった人物だが、青年期から多種類の犯罪行為に手を染め、 ...

『診断名サイコパス』から

サイコパス研究を一般書の形で出した古典的名著『診断名サイコパス』(早川書房)を久しぶりに手にとった。軽くページをくくっただけでも多くの味わいのある個所が目にとまった。参考までに抜き書きしてみる。いまこの文章を目にしているあなたの身の周りにも ...

サイコパスは身近にいる

良心の呵責を持たない異常人格の持ち主である「サイコパス」について、私が初めて調べたのは2002年のことだから、すでに15年前のことになる。サイコパスの主な特徴を無作為に列挙すれば、(1)口がうまい(2)人の弱みを見つける能力にたけている(3 ...

保守の論客・渡部昇一が死去

昨日付の産経などが1面で報じたところでは、ベストセラー『知的生活の方法』などで知られる渡部昇一氏が17日死去した。享年86。新聞では特オチしたメディアも複数あって、昨日の夕刊でフォローしたところも多い。同氏は月刊『WiLL』などでも重用され ...