カテゴリー ‘裁判’ のアーカイブ
徒然なるままに

名誉棄損裁判のこわさ

他人に意に添わぬことを書かれて立腹し、相手を名誉棄損で訴えるというのはよくある話だ。だが名誉棄損裁判は“諸刃の剣”であることを弁えなければならない。例えば誰かにキチガイと書かれて相手を訴えた場合、訴えた自分が勝訴すれば「キチガイの指摘は当 ...

櫻井よしこへの“温情判決”の中身

産経新聞の中で安倍晋三ベッタリ記者として有名だった阿比留瑠比論説委員が今日付の紙面で、櫻井よしこの裁判のことを取り上げていた。2015年に植村隆元朝日新聞記者がたびたび捏造記事を書いたと指摘されて櫻井を名誉棄損提訴していた事件だが、201 ...

レイプ認定者(1審)を擁護してやまない花田紀凱

95年に文藝春秋社発行の月刊誌「マルコポーロ」で「ナチ『ガス室』はなかった」というトンデモ記事の責任を問われ、同社を追われた花田紀凱月刊Hanada編集長は、いまも問題行動をとり続けている。例えば、民事裁判ながら一審でレイプを認定された男 ...

自分の住所にだけ「閲覧制限」をかけた櫻井よしこ

ジャーナリストの櫻井よしこが植村隆元朝日新聞記者から名誉棄損で訴えられ、からくも「逃げ切った」裁判の元となった記事について改めて確認してみた。問題となったのは「月刊WiLL」(2014年4月号)、「週刊新潮」(2014年4月17日号・10 ...

真実性と相当性

職業柄、名誉棄損裁判を訴え、訴えられたことがある。その少しばかりの経験をもとに、11月18日に最高裁で確定した植村隆(元朝日新聞記者)VS櫻井よしこ裁判について言及したい。これは慰安婦問題を最初にスクープした植村氏の記事を、櫻井氏が「週刊 ...

櫻井よしこが“逃げ切った”かに見える裁判

2014年は朝日新聞にとって受難の年だった。5月、福島第一原発事故の収拾にあたった吉田所長の聞き取り調書を極秘入手した特別報道部がスクープ。だが見出しが誤解を与える表現であったために思わぬバッシングを浴びた。さらに第2次安倍政権下、慰安婦 ...