その昔、日本共産党「わさび」論というものを耳にしたことがあった。共産党は寿司に入っているわさびのようなもので、全くないと寿司の味が引き締まらないし、多すぎるとまずくて食べられない。要は、ほどほどに存在する分は認められるという考え方だ。小生はその話を耳にしてなるほど妙なる論であると感心したものだ。ところで、最近は共産党「生き物」論という主張を知る機会があった。
それによると、共産党を一つの政党あるいは組織体として見るのは間違いであって、一つの「生き物」として捉えるべきという考え方だ。なぜなら、一つの生き物として、大きな特徴を幾つも持っているからだという。具体的には以下のようなものがある。
1、ウソをつかずには生きていけない
2、他党の実績を「盗む」のも平気
3、人を貶めるビラで印象操作を図る
4、その場しのぎさえできればよいという発想をもつ
5、自分たちさえよければ選挙法などおかまいなし
要するに、「生き物」として捉えれば、共産党は大した仕事もできないのに、自分たちさえよければよいとばかりに狡猾かつ傍若無人に振る舞う存在ということになる。しかもそうした行動は彼らのDNAにしっかりと埋め込まれたものであって、終生、そうした行動は変わることはないということだ。非常にグロテスクな生き物と感じる。