杉田水脈議員をめぐる櫻井よしこの責任

自民党代議士の杉田水脈の問題発言がマスコミをにぎわせている。過去にも多くの問題発言をしてきた女性議員だが、その根底には、自分の気に入らないものは認めないという姿勢がある。証言者は何人もいるのに、そんな発言はしていないというのも、彼女ならではの「事実の否定」であろう。落選中だったこの人物を、自民党のブロック比例1位で当選させるために、安倍前首相に勧めたのはジャーナリストの櫻井よしこという。櫻井といえば、いまだに南京虐殺は「濡れ衣」などと産経新聞出版から出している書物で吠えている歴史修正主義者の権化だ。大日本帝国時代を渇望し、靖国神社を崇め奉り、その結果、過去の日本軍(=天皇の軍隊)の非行・悪行について、歴史的事実が確定していても、それを認めることができないお話にならないレベルの人物だ。要するに、櫻井と杉田は「似た者同士」にすぎない。こんな人間たちを重用してきた前首相の責任も重いものがある。

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