ドクターヘリが全国配備へ 公明党の推進

本日付の公明新聞によると、同党が長年推進してきたドクターヘリが全都道府県に配備される段階に来たという。私が取材でドクターヘリーに搭乗したのは2008年。千葉県の救急病院だった。乗れるのはドクターとナースともう1人分。帰りは患者がそれに加わるが、付き添いの親族が1人乗る場合は、帰りは電車で帰ってきてくださいと言われて焦った記憶がある。なぜならその病院は、交通事情が悪い立地で、県内の辺鄙な場所からだとスムーズに戻ってこれない可能性が濃厚だったからだ。幸い患者の付添人はなく、帰りもヘリに搭乗して戻ってくることができたが、貴重な体験をさせていただいた。とにかくヘリは速い。まっすぐ目的地に向けて飛ぶので、県内のかなり離れた場所からも10分少々で着いてしまう。私が試乗したときはどこかの河川敷で地上の救急車が待っていて、そこで患者を受け渡しした。飛んでいる最中は機内は騒音が大きく、機内での直接会話はできないほど。数十分も飛ぶと、特殊燃料を使っているので、燃料代だけで3ケタいくことを知ってあとで驚いた。それでも人の命には代えられない。救急車で運んでいれば手遅れとなる命も、ドクターヘリだと助けられることがある。ドクターヘリの全国配備の動きの最初は公明党の訴えから始まったと冒頭の記事は伝えている。

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