産経が那覇支局長「出勤停止1カ月」の処分

本日付の産経新聞は、高木桂一那覇支局長が米兵の交通事故に関し裏付けをとらずに地元紙の琉球新報、沖縄タイムスを記事で誹謗中傷した問題で、高木支局長に対し、出勤停止1カ月とする処分を発表した。高木記者は2月16日付で編集局付となり、代わりに船津寛地方部長が那覇支局長を兼任する。それなりに重い処分といえるが、産経新聞社が処分に踏み切った背景には、産経がライバル紙とみなす朝日新聞に対し、模範を示す意図があったと思われる。朝日は安倍首相の森友問題について安倍晋三記念小学校という名称で設置趣意書を提出した旨報道していたが、首相からは誤報を打ちながら朝日は何も責任をとっていないと責められている状況。こうした動きなどを踏まえ、産経は俺たちはきちんとやっているのに朝日は何だと、対応の違いを浮き彫りにする狙いもあったかもしれない。

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