足立区議選で完全敗北した自民党

足立区議会選挙という一地域の選挙がこれほど注目されたのは、次の解散総選挙を視野に、統一地方選挙の動向がどこまでつづくかを占う意味合いがあったのだろう。維新の新人2人(いずれも20代)が上位当選し、同党の3人で1万6000票をとった余波からか、自民党議員がぼろぼろと当選圏外に追いやられ、7人が落選。第1党の座を公明党に譲った。

一方でダントツ1位をぶっちぎったのは立憲民主の30代の女性議員だった。公明は全国規模の支援体制で完全勝利したが、現状の政治に飽き足らない有権者が、維新や立憲の一部、さらに参政党などの新顔政党に流れている傾向がある。自民党の7人落選という現状を見る限り、同党が信任されている状況とはまったく言い難い。

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