本日付各紙のロシアの軍事侵攻１年の特集記事を見ていると、ロシア専門家の中でこの戦争がもう１年は確実につづくと予想する人もいる。要するにロシアとウクライナで互いの主張に折り合う面がなく、現場における戦闘が軍事的に拮抗した状況にあることを踏まえたものだ。いずれにせよ、他国に軍事侵攻し、多くのジェノサイドを引き起こし、数百万単位の人びとを路頭に迷わせただけでなく、欧州各国をはじめ、日本を含めて軍事拡大競争を世界で引き起こした罪は大きい。プーチン大統領は国際軍事法廷等で厳正に裁かれ、終身刑としての罪を負うのが当然だろう。あるいはヒトラーのように最後は自決して終わるのかもしれない。いずれにせよ、この戦争が「２１世紀最後の戦争」となるよう、世界各国は協調すべきである。