読売新聞は2月19日(日)付で「衆院埼玉14区 石井氏擁立へ」の記事を掲載。翌日付産経はそれに加え「愛知16区では伊藤渉政調会長代理の擁立を検討している」との記事を掲載した。産経の別記事などによると、現在、大阪・兵庫などの西日本に偏っている公明党の小選挙区候補を今回、東日本でどれだけ増やせるかが焦点となっており、この小選挙区で勝ち上がった議員が将来の「ポスト山口」になりうる含みをもたせているという。東京の小選挙区で高木政調会長を、埼玉で石井幹事長を新たに擁立する方向となっているのはそうした意図からという。残るは千葉県の小選挙区からだれが出るかということだろう。