本日沖縄タイムス社で軍事ジャーナリストで元東京新聞論説委員の半田滋氏が講演するのに先立ち、４月３０日付で同氏へのインタビューが掲載された。それによると、「抑止力は神話のようなもの」であり、「自衛隊が強くなり、米軍も一緒だから日本は攻められないという観測は永遠に証明されない」と指摘。さらに「軍事力は重要だが、国家の安全は外交や経済、文化、人的交流など複合的な要素が組み合わされて初めて保障される。軍事力強化が万能であるはずはなく、神話に踊らされてはならない」と警鐘を鳴らしている。
加えて、自衛隊が海上自衛隊の護衛艦を空母化するなど「米軍並みの攻撃力を持つことで『米軍の２軍』として活動する自衛隊の未来像がみえる」と指摘している。