悪質な「デマ3兄弟」を批判した本

ここでいう3兄弟は昨年11月のアメリカ大統領選挙においてトランプ発の多くのデマをそのまま鵜呑みにして日本国内に垂れ流した者たちの中で、最も目立った悪質な3人組のことである。この3人はツイッター上でも仲良く居酒屋で会食しているシーンをアップするくらいの「仲良し」(似た者同士)でもあるので、私は「デマ3兄弟」と指摘している。具体名をあげれば、作家の百田尚樹、ジャーナリストを称する有本香、門田隆将のことだ。このほどビジネス社から『日本分断計画』という本が出た。著者は上念司氏。上記の大統領選挙において3兄弟らの主張が事実に基づかないことを指摘し、逆に百田・有本から嫌がらせを受けたことを詳述している。門田の名前は具体的には出てこないものの、門田を暗に批判したと思われる箇所もある。具体的には以下のような箇所だ。

「事実は事実、願望では曲げられない」

「ジャーナリストならば作家とは桁違いに情報の正確性が求められる」

「シドニー・パウエル弁護士を礼賛し、トランプ当選は確実とあれだけ発信していた某インフルエンサーが、突如として陰謀論を語らなくなり過去に蓋をして逃亡している。そういう人はいずれまだ過ちを犯すだろう」

このコラムでも、シドニー・パウエル弁護士をかつてのデマ発信源となった信平信子の再来のようなものとして指摘したことがあったが、門田はこれまでもたびたび過ちを繰り返してきた人物だ。仕事を続ける限り今後も「過ちを犯す」事態は避けられない。同人特有の「人格的な欠陥」が大きく作用していることは明らかだ。

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