選挙が近くなると見苦しい行動が出てくる。日本共産党の志位委員長は昨日、公明党が毛沢東を1番礼賛していたと述べたという。1番か2番かは知らないが、公明党がそのような行動をとったことはあったのかもしれない。だがそれを言う日本共産党はどうなのか。同じ血を分けたマルクス・レーニン主義の「兄弟党」として共に出生し、朝鮮戦争のときは日本共産党はソ連共産党、中国共産党、朝鮮労働党に呼応して、日本国内で「戦争」に手を染めた。具体的には火炎びん投げや気に食わない警察官の計画的殺害などだ。日本人警察官を殺害したあとは、日本共産党員の実行犯を密航船で中国に運び、匿ってもらった「親しい」経緯がある。犯行に手を染めたのは、当時の日本共産党である。だが同党は70年近くたっても、「反省しない」「謝罪しない」「自分だけが正しい」との態度を取り続けている。冒頭の態度は、自分は正しいと言うために公明党をダシに使っただけの話だが、公党の党首としては見苦しい限りである。