破綻したトランプ陣営の陰謀論と門脇護

産経新聞ワシントン支局発の記事によると、トランプ陣営が大統領選挙における不正疑惑としてあげていた集計システムの問題などを主張していた弁護団の一員、シド・パウエル弁護士が陣営から放逐された。これにより、トランプ陣営がこれまで発してきた「陰謀論」の根拠の中核が大きく崩れることになりそうだ。トランプの勝利についてはいまだに固執する日本の右翼文化人がいる。門田隆将こと門脇護もその一人で、彼も自身のツイッターで上記弁護士に全幅の信頼を寄せるかのようなツイートを繰り返し、トランプ陣営の陰謀論に加担していた。今回、“狂言”に踊らされるいわば「猿回しのサル」(=ピエロ)になってしまった門田某だが、いまから25年前にも同じことをやっていたことは記憶に新しい。「週刊新潮」時代の門脇は、信平信子という高齢女性の「狂言」に踊らされ、根拠のない記事を量産したことで知られるからだ。記者として事実的根拠を自ら確認することもなく、その言説をそのまま垂れ流す行為は、25年前も、今回も、構図はまったく同じといえる。こんな人間がいまだに筆を握っていられる日本のメディア界の現状は、犯罪者が何らのペナルティーも得ることなく、日常的に社会生活を送れる状況とよく似ている。

https://www.sankei.com/world/news/201123/wor2011230007-n1.html?utm_source=coins&utm_medium=push&utm_campaign=COINs

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