ブロック紙に縮小予定の産経新聞のゆくえ

2年ほど前にある月刊誌で、産経新聞が2020年10月をめどに首都圏と関西圏に販売網を縮小し、全国紙から撤退するというニュースが流れた。その10月がまもなく訪れるが、同社からまだ正式な発表は何もないようだ。関東は東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬の1都6県で、関西は大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山の2府3県。一時は九州進出計画が騒がれた時期もあったが、現実的な販売路線に向かうということだろう。これまで「南京虐殺の史実を認めない唯一の全国紙」と当コラムでは紹介してきたが、そこから「全国紙」の文字を外さなければならない日は、まもなく訪れるのかどうか。

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